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イベント開催レポート

【事後レポート】Algorandミートアップ

  • 開催日 2019.01.25
  • 作成日 2019.1.29

2019年1月25日(金)東京の半蔵門にあるLIFULLにて、Algorandのミートアップを共催させていただきました。この記事では、そのダイジェストをお送りいたします。

このプロジェクトを率いてるのは、ゼロ知識証明を体系化・論文を執筆して賞を受賞したこともあるMIT教授のシルビオ・ミカリ氏です。Wikipediaにも名前が載っています。

ブロックチェーントリレンマとは?

ブロックチェーンについて語る上で欠かせないのが①分散化、②セキュリティ、③拡張性です。しかし、これらすべてを満たすことは非常に難しい現状があります。このことをブロックチェーントリレンマ、と言います。

ブロック形成におけるコンセンサスアルゴリズムには複数ありますが、どれもが一長一短です。どのコンセンサスアルゴリズムを選ぶにも、重要なポイントがあります。それは、ブロックを形成する人(マイナー)を選ぶの際にどのようにして公正さを保つのか、という点です。

例えば、ビットコインで採用されているPoWでは、強力かつ巨大なマイニング工場がマイニング報酬を独占する余地のあるアルゴリズムになっています。かと言ってPoSのように、多くの暗号資産を持っている人がマイナーになるのも、ネットワークにおける公平性を保つという意味では、やや不適切です。

こうした考えのもとで生まれたのがAlgorandのくじ引き方式のマイナー選択方式です。その前提となるのが、Pure PoSというプロトコルです。これには3つの原則があります。

①全てのトークンが平等な価値、全ての人が参加可能

トークンを多く持っているからといって、そのノードが優先的にブロックを作れるわけではありません。トークンを持っている人、すべてがネットワークの維持への貢献者で、公正にマイナーとして選出される権利を持ちます。

②シンプルな計算で検証が可能だが、フォークが発生しない設計にする

Algorandチームが行った計算上では、宇宙がビッグバンによって生まれてから今に至るまでの歴史の中でハードフォークする確率は1回あるかないかくらいの確率、という非常に低い確率に抑えることができると考えています。

③あらゆるニーズ、思惑があるコミュニティであっても、最終的には合意に至る

これらを見たすアルゴランドのPure PoSでは、どのようにブロックを形成するマイナーを選ぶのでしょうか。その答えは『くじ引き』です。

フェーズ1:ランダムに選ばれたノードがブロックを形成

フェーズ2:ランダムに選ばれた1000のノードが、フェーズ1で生成されたブロックを検証・承認

この2段階のフェーズを得ることで、不正が入り込む隙をなくしています。さらに、フェーズ1と2で選出されたノードはもちろん、周囲もどのノードがフェーズ1や2で選出されたのか、知ることができない仕組みになっています。つまり、タイミングを見計らって恣意的に悪事を働くことができないのです。

くじ引きでユーザーを選ぶことで公平性を保ち、誰が選ばれたのかが選出されたノード自身にも通知されないという匿名性により、早いトランザクションと安全性を担保しています。

ミートアップの最後に、シルビオ氏は壮大なビジョンを語ってくださいました。その一部をここに掲載いたします。

ボーダーレスエコノミーは夢ではなく、皆等しく受け取る資格のある権利である!
フランス南部にあるポン・デュ・ガール(ガール橋)は、2000年近く前にローマ帝国によって建造された橋です。この橋は、建設された当時からずっと使われています。この橋の上で、非常に多くの物やアイデアや取引されてきました。ブロックチェーンの世界でも、この橋と同様に長く使われ続けるものを作っていきたいと思っています。このガール橋のように、物理的に美しい建造物と同じような仕組みを、ブロックチェーン業界にも作っていきたいと思っています。同じ思いの人がいたら、多くの人に必要とされ、利用されるようなブロックチェーン技術を一緒に創造していきましょう。
 

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